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二日目
二日目も沢山の方に来ていただき、皆が感謝しております。
本当に勇気づけられます。
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全国的にも、急須で淹れるお茶の後退によって、高品質な茶葉の需要が減っていく中で、お茶を愛する茶農家の有志が、煎茶の醍醐味をひとりでも多くの方に体験していただこうとするのが空中大和茶カフェです。
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最近では、他県の茶農家さんから一緒に参画したいという声も上がっています。
想いは同じで、急須で淹れるお茶の復権です。そのためには、誰が基点になるかですが、それはお茶の事が本当に好きな茶農家だと思います。そして、その想いを伝える舞台となるのが、県職員によって設えられた「空中大和茶カフェ」です。
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イノベーションはオーストリアの経済学者シューペンタ―によって「新たな考え方によって世の中に変化を起こすこと」と定義づけられました。しかし、日々の活動や発想の延長線上から離れて、発想をブレイクスル―することが大切であると説かれても、人間がそうは簡単に変われないことは、同窓会で久しぶりに出会った友人たちが変わり映えしていないことからも分かります。
体質的にも変化を受け入れるタイプと受け入れないタイプもあるでしょう。
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その意味では、お茶を本当に好きな茶農家が勇気を持って活動することの方が重要だと考えます。スティーブ・ジョブスが「世界に一石を投じたい」と述べたように、その勇気は現状に甘んじてはおられないことへの「改革」という使命感によって支えられています。
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「空中大和茶カフェ」が毎回、新しい方法を模索しながら進めるのもそこから煎茶の新しい価値を探し出して社会にその存在感を示していくと同時に、参画者が新たな体験を蓄積していくことに意味があります。中でもシチュエーションが変わっても皆で対応できたという体験こそが何よりも重要であり、それらが各人の自信の裏付けになり次のチャレンジへのハードルを低いものにしてきました。
by senchatalking | 2010-08-09 08:26 | 空中大和茶カフェ2010夏
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